良からぬ妄想(侵入思考)に陥ってしまった時、その秘密を共有できるネット検索エンジンが暴走の手助けになる (5/5ページ)
これまでは、歩行者をはねてしまうのではないかという恐怖から衝動的にパーキングに入れていたのだ。また、ヨガや瞑想といった、自身が「実にせわしない」と表現する心を落ち着かせる不安管理スキルも使っている。
専門家はERPのほかに、一般的な量を超える抗鬱剤を使用することもあるが、ハーヴェイさんの場合は、そのメリットよりも副作用のほうが大きくなってしまった。現在でも侵入思考は起きるが、かなり楽に手放せるようになったという。
ハーヴェイさんは、患者が診断や治療について容易に学べるようにしたいと願う一方で、医療系サイトにありがちな超然とした専門家の意見は避けたいと考えている。IntrusiveThoughts.orgの主なターゲットは、13~24歳の若い患者だ。優しい口調で語りかけるよう努め、白黒黄の色調を採用したモダンなデザインで、インスタグラムなどが大好きな人にも魅力的に映るよう工夫してある。ここから利益を上げようとは思っていないそうだが、この手のサイトで起業しようというケースは増えるだろうと考えている。
自分の体験について語り合いたいと願う人は過去数年間で急増しているという。このことが、病気に対する理解を促し、かつて患者の口をつぐませてきた刻印を消し去ろうとしている。セラピスト、治療プログラム、サポートグループ、OCDに特化した組織などの情報が欲しい人は、International OCD Foundation(英語サイト)を確認してみるといいだろう。
via:mashableなど / translated hiroching / edited by parumo