【世界の街角】世界一の美食の街がリヨンと言われる秘密とは? (1/4ページ)

GOTRIP!

【世界の街角】世界一の美食の街がリヨンと言われる秘密とは?


フランス第二の都市・リヨン。

地理的に、ボージョレ、ローヌ、ブルゴーニュのワインそしてブレスの鶏肉、さらにはシャロレー牛といった食材の産地に恵まれている事から、「美食の街」としても世界的に有名です。

・美食の街・リヨンの歴史
リヨンという街を「美食の街」として高めたのは、食材の産地だけではありません。

そこにはリヨンという街がもつ環境と歴史が大きく関係しています。

ローヌ川とソーヌ川の2つが交わる街・リヨンは、14世紀から絹織物の交易で繁栄し、産業革命を迎える19世紀前半には、ヨーロッパ最大の絹織物・繊維工業都市として世界に名だたる都市に成長します。

リヨンの名は遠く離れた日本にまで届くほどで、1872年に建設された富岡製糸場はリヨン近郊出身のフランス人技術者ポール・ブリュナーによって技術的な指導を受けたほどです。

そんなヨーロッパ最大の絹織物・繊維工業都市リヨンは多くの労働者で賑わっており、その労働者のために美味しくてボリュームのある、今で言うB級グルメや家庭料理が発達していきます。

そんなリヨンの街が育む食の土台に大きな転機が生まれたのが、戦死者が900万人以上にまで膨れ上がった泥沼の戦争「第一次世界大戦」でした。

「【世界の街角】世界一の美食の街がリヨンと言われる秘密とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、美食の街ローヌリヨンメール・リヨネーズメール・ブラジェカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧