放っておくと視力に影響も…。結膜炎の種類と対処法 (1/4ページ)
結膜炎にはいろいろな種類があり、季節を問わず、誰でもかかる可能性があります。今回は、結膜炎のさまざまな原因や治療方法をまとめました。
【感染する結膜炎】
ウイルス性結膜炎
ウイルス性結膜炎は、細菌よりもさらに小さな微生物=ウイルスによって起こる結膜炎で、次の4種類があります。ウイルスは温かいところで活発になるので、夏場によく流行します。
流行性角結膜炎昔から「はやり目」と呼ばれるもので、感染力が強い結膜炎です。アデノウイルス(8型、19型など)が原因で、感染してから1週間前後の潜伏期間を経て発症します。
目ヤニや充血、腫れ、痛みなどの強い症状がありますが、通常は発症後1週間をピークに、10日ぐらいで軽くなります。
炎症が強い場合は、角膜(黒目)の表面に点状の小さな濁りが残ることがあります。これはやがて消えてなくなりますが、数カ月かかることもあり、眼科での適切な治療が必要です。
咽頭(いんとう)結膜熱

夏場にプールなどで子どもに感染することが多いので、俗に「プール熱」と呼ばれる結膜炎です。アデノウイルス(3型、4型、7型など)によって起こります。
目の症状は流行性角結膜炎より軽いですが、39度前後の発熱やのどの痛み、下痢など、かぜのような症状があります。通常、発熱から10日前後で症状はおさまります。
急性出血性結膜炎
潜伏期間が約1日と短く、白目が真っ赤になる「結膜下出血」を起こすのが特徴です。エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどによって起こります。
白目の充血、目ヤニ、ゴロゴロ感などの症状がありますが、通常は1週間ほどでおさまってきます。