知っておこう!マタニティハラスメントについて (1/3ページ)
近年よく耳にするマタニティハラスメント(以下マタハラ)とは、職場において、妊娠出産した女性に対し、精神的肉体的嫌がらせを行うことです。
今回は、どんな行為がマタハラにあたるのか、また、自分自身やパートナーかマタハラを受けた場合、どのように対処すべきなのか、医師に解説していただきました。
何故マタハラが起きてしまうの? 本来は社会全体で歓迎されるべきはずの妊娠ですが、現在の日本での妊婦は圧倒的弱者になってしまいがちです。会社は妊婦に対して、以下のような理由で解雇を迫りかねません。
・頻繁に休むようになるかもしれない
・いきなり職場で倒れるかもしれない
・何かあった時職場の責任を追及されるかもしれない
・産休、育休を取れば同僚への業務負担の増加がある
これらの理由から、とくに企業体力のない中小企業にとって社員の妊娠は、喜ばしいこととはいえないのです。
覚えておきたい、こんな言動がマタハラ! 上司だけに限らず、職場の同僚などの以下のような言動もマタハラにあたる場合があります。
・非正規社員が妊娠を報告しただけで「今日づけで退職するように」と言われた
・「(流産、早産、子供の障害など)何かあっても責任がとれないから」と言われ、望まない配置転換や降格、パートの契約更新の打ち切りをされた
・育休空けに職場復帰はしたが、希望しない無理な業務内容変更(通勤時間が大幅に伸びる勤務地への配置転換、長時間残業や休日勤務などがある)を命じられ、できないために自主退職を余儀なくされた
・職場で同僚女性に目の敵にされ、仕事内容を共有してもらえなかったり、陰口をたたかれたり、わざと重いものを持たされた
・「今は○○さんが妊娠中、××さんは育休中で人手が足りないのは分かっているよね。