黒沢清の海外初進出作『ダゲレオタイプの女』主演の仏俳優が語る黒沢監督の魅力 「ある種の神秘性のようなものを持っている」 (1/4ページ)

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黒沢清の海外初進出作『ダゲレオタイプの女』主演の仏俳優が語る黒沢監督の魅力 「ある種の神秘性のようなものを持っている」
黒沢清の海外初進出作『ダゲレオタイプの女』主演の仏俳優が語る黒沢監督の魅力 「ある種の神秘性のようなものを持っている」

世界中に熱狂的なファンを持つ日本の名匠・黒沢清監督が初めて作り上げたフランス映画『ダゲレオタイプの女』。世界最古の写真撮影方法"ダゲレオタイプ"の写真家・ステファンのアシスタントになった青年・ジャンを主人公に、芸術と愛情を混同したステファンのエゴや、彼の犠牲になる娘のマリーに対しジャンが募らせる恋心、さらに、自ら命を絶ったステファンの妻の幻影などが複雑に絡み合うホラー・ラブロマンスだ。


主演をつとめたのはジャック・オディアールやロウ・イエら名だたる巨匠映画監督の作品に主演してきた気鋭のフランス人俳優タハール・ラヒム。もともと日本文化に造詣が深い彼は、映画祭で出会った黒沢監督に、直接、映画出演の意思をぶつけたという熱心な黒沢ファンだという。そんなラヒム氏に黒沢作品に出演することになった喜びや初来日の感想をうかがった。

--もともと監督のファンだったとのことですね。

『CURE』、『叫』、『回路』、『贖罪』、『トウキョウソナタ』、『岸辺の旅』を観ました。中でも一番好きなのは、『叫』です。

--そんな黒沢監督の作品出演が決まったとき、どう思いましたか?

とても嬉しかったです。そして運命のようなものを感じました。大学の映画の授業で勉強していた黒沢監督から電話があって、「僕の映画に出ないか?」と言われたわけですからね。初めは、「日本で映画を撮るのかな」と思って期待したのですが、フランスでの撮影となりました。


--今回一緒にお仕事をされて、黒沢監督の才能や人となりをどのように感じられましたか?

黒沢監督の才能は、数え切れないほどたくさんあります。素晴らしいストーリーテラーであること、スピーディーに、絵画のように素晴らしい映像を作り上げることです。
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