黒沢清の海外初進出作『ダゲレオタイプの女』主演の仏俳優が語る黒沢監督の魅力 「ある種の神秘性のようなものを持っている」 (3/4ページ)

AolNews

とにかく、完璧な人間は退屈以外の何物でもないと思います。

--対照的に、マリーは美しい存在として描かれているようにも思います。マリーを演じたコンスタンス・ルソーさんに影響を受けたことはありますか?

彼女自身が幽霊のようなところがありました。たとえば彼女の目。とても個性的です。彼女の中の幽霊のような要素は私が演技をする上で良かったです。なんだか、陶器の人形を前にしているような感覚になる、そういう個性的な方だと思います。


--日本のカルチャーについて詳しいとのことですが、黒沢監督以外の好きな映画監督や、好きな漫画は何ですか?

映画監督でいうと深作欣二監督です。特に『現代やくざ 人斬り与太』、『カミカゼ野郎 真昼の決斗』が好きです。他には、北野武監督、黒澤明監督、是枝裕和監督、河瀨直美監督たちの映画が好きです。漫画だと、「デスノート」、「MONSTER」、「北斗の拳」、「聖闘士星矢」、「シティハンター」などです。漫画に関してはたくさんフランスで流通しているので、好きな作品がいっぱいあります!

--本当に日本のカルチャーがお好きなのですね! 初来日ということですが、ゴールデン街にも遊びに行かれたとうかがいました。いかがでしたか?

とても気に入りました! せっかく東京に来ているのにホテルの部屋にいるのは残念ですし、親しい友人に「とてもいいところだから行ってみて」と勧められたので行ってみたのです。小さなバーがたくさんあって、天井の低い狭いところに色々な国の人たちが来ていました。日中は仕事が多く自由時間がなかったので、夜に出かけてみました。

--では、日本をもっとよく楽しんでもらうためにも、ぜひ今度は日本で撮影する日本の作品のために来日していただきたいです。

「黒沢清の海外初進出作『ダゲレオタイプの女』主演の仏俳優が語る黒沢監督の魅力 「ある種の神秘性のようなものを持っている」」のページです。デイリーニュースオンラインは、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る