ソニーPSVRをいち早く体験!気になる“VR酔い”を徹底レビュー (3/3ページ)

デイリーニュースオンライン

RIGS Mechanized Combat League

プレイ時間:15分
VR酔い度:★★★★

ゲーム内容:ロボットに乗って何らかのスポーツをするゲーム。コクピットからの一人称視点となる。「何らかのスポーツ」と曖昧に書いたのは、何のスポーツなのか判明する前にVR酔いでギブアップしたから。

VR酔いチェック:酔いが激しい。主人公機が動けない状況でも、的に照準を合わせてるだけで気持ち悪くなった。主人公機が動けるようになるとさらに格段に気持ち悪くなる。特に坂を登る動作でのフワッとした感じがキツい。結局、チュートリアルすらクリアできなかった。

まとめ

「RIGS」や「スカベンジャーズ」など、VRの本領を発揮した作品ほどVR酔いがキツイ傾向にあります。つまり、新しい体験に人間の体がまだついていけてないんですね。逆に言えば、一度慣れさえすれば、「RIGS」や「スカベンジャーズ」などはVRらしいVR体験を得られる良ゲーになるのではないかと思います。

 そして、「サマーレッスン」は何気に「酔いにくさ」と「VRらしさ」を高レベルで一致させた作品と言えます。この内容はVRでなければありえません。

 結論として言えば、酔いやすい人でも、「オーシャンディセント」のようなVRならではの映像を求めるか、「サマーレッスン」のようなVRらしい体験を求めるのなら、PSVRはアリかと。

 または「RIGS」や「スカベンジャーズ」などの酔いを気合で克服するという手もあります。おそらく「自分の意志に反した動き」や「次にどういう動きが来るのか予想ができない」ことが酔いに繋がっているので、慣れとゲーム性への習熟である程度は克服できるはず。

 パソコンも昔はブラインドタッチができるのは一部の人だけでしたが、今では多くの人が普通にブラインドタッチをしています。VRもいずれはVR酔いを克服した人が世の中に溢れるようになるかもしれませんね。

著者プロフィール

作家

架神恭介

広島県出身。早稲田大学第一文学部卒業。『戦闘破壊学園ダンゲロス』で第3回講談社BOX新人賞を受賞し、小説家デビュー。漫画原作や動画制作、パンクロックなど多岐に活動。近著に『ダンゲロス1969』(Kindle)

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