ミスiDの功罪&新書でるよ:ロマン優光連載69 (1/4ページ)

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ミスiDの功罪&新書でるよ:ロマン優光連載69

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第69回 ミスiDの功罪&新書でるよ

 唐突ですが、私、2016年11月2日に二冊目の新書『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コア新書)を出すことになりました。サブカルについて触れた本ですが、サブカルという人の数だけ定義があるものを語るのに対して、暫定的に「この本の中では、こっからここまでがサブカルということに仮にしておきます」という前提をおいて語る構成になってます。だから、「私の考えるサブカルの定義と違う」と言われても「そうでしょうね。」というしかないですよね。あと、私は自分が日本人であることを良いことであるとも悪いことであるとも思ってないように、誰かや、何かが、サブカルであることが良いことであるとも、サブカルでないことが悪いことであるとも思ってないので。ちなみに宅八郎さんについてはビタ一文触れてません。私にとっては宅さんはオタクギミックを使ったサブカルチャーのライターさんで、この本の中で扱うサブカルの人ではないからです。以上。
 それはさておき、実は気になっていることが一つありまして、実はこの本の最初の宣材に載ってた仮の目次タイトルの中に「ミスiDについて」の項目があったのですが、実際の本編の中では一切触れてないんですよね。詐欺だと言われたらどうしようと思って心配でなりません。というわけで、ミスiD2017の結果もでたことですし、今回はミスiDについて考えてみたいと思います。

 ミスiDというのは不思議なミスコンで、グランプリ・クラスには芸能の世界で通用するルックスとポテンシャルを持っている人がたいてい選ばれている商業的なミスコンである一方、実質のメインは、自分の世界でもって世間に挑戦したい女の子、自己肯定できる自分になるためにミスiDという場にやってきた女の子、一発逆転を狙うキャリア組がしのぎを削り、グランプリが決まるまでの期間にネット戦を繰り広げて自分の存在を刻み込み、自分の活動する場を獲得していくチャンスを得ることにあります。

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