妊婦さんが気をつけたいトキソプラズマ感染症 わが子を守る予防方法を解説 (1/3ページ)

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トキソプラズマは、健康で妊娠していない人には全く問題のない寄生性の原生生物で、私たちの身近に存在しています。

しかしながら、HIV感染患者などの免疫不全者や、特に妊婦に対してはリスクが大きいと言われています。

ここでは、トキソプラズマの情報と感染の予防方法をまとめていきます。

要チェック項目
□トキソプラズマは感染しても健康な人には害がほとんどない。
□妊婦が感染すると、胎児に影響を与えることになる。
□感染源を避けることが、一番の予防方法。トキソプラズマってなに? トキソプラズマは寄生生物の一種です。鳥類や、クジラやヒトを含む哺乳類のほとんどに感染し、さらに身近な土のなかにもいる、ごくありきたりな原生生物です。

実際には顕微鏡で拡大してやっと見える程度の小さな生き物で健康な人にとっては、空気感染したり、感染している動物に触っても感染したりせず、特に害のない生き物です。

また、一度感染してしまえば、その免疫は一生続くため、再感染したとしても特に重大な症状とはなりません。

しかし、体内でのトキソプラズマの移動が関わると話が別になります。たとえば、トキソプラズマに感染した人の臓器を移植した場合は感染が成り立ちます。

そして、より身近になるのが妊婦から胎児への感染についてです。妊婦さんにどんなリスクがあるの? リスクがあるのは、妊婦が「初めてトキソプラズマに感染した場合」になります。一度感染していれば、母体にはトキソプラズマに対する免疫系が構築されていますから特に問題はありません。

しかし、初めての感染では母体にはトキソプラズマに対する免疫がありませんから、母体のほうでトキソプラズマを退治することができないのです。

そして、トキソプラズマは胎盤を通して胎児に移動し、胎児に感染する場合があります。胎児が感染した場合には、程度の差はあれ何らかの障害が起こることがあります。
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