【プロ野球】男気。DH解除……。週刊野球太郎ライターが選んだ「単語・言葉」で振り返る2016年のプロ野球 (1/2ページ)

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「単語・言葉」で振り返る2016年のプロ野球
「単語・言葉」で振り返る2016年のプロ野球

 2014年の「カープ女子」、2015年の「トリプルスリー」、そして今年の「神ってる」と、近年、立て続けに新語・流行語大賞に取り上げられている「野球語」。

 一般的な知名度から「神ってる」が新語・流行語大賞にノミネートされることに異論はないが、今年はほかにも印象に残る単語・言葉が多かったように感じる。

 そこで今回は、筆者的に印象深かった今年のプロ野球の単語・言葉を挙げてみる。

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■最後の最後まで見せつけた「男気」

 1つ目は、広島の魂・黒田博樹の代名詞「男気」を挙げたい。

 この言葉は、黒田博樹が推定年俸20億円を蹴って広島復帰を果たした一昨年のものという印象が強いが、引退となった今年もあらためてクローズアップ。

 惜しくも日本一を逃した黒田だが、日米通算200勝を達成するなど、今季の広島の選手のなかでの存在感は圧倒的だった。

 次に「男気」という言葉がクローズアップされるのは、監督になるときかコーチになるときか。その日をいちプロ野球ファンとして楽しみに待ちたい。

■秘めたる日からを開放せよ!

 10勝と20本塁打を同時に記録するなど、怪物ぶりに拍車がかかってきた大谷翔平。

 メディアでは「リアル二刀流」という言葉で取り上げられたが、筆者的には「リミッターを解除して大谷の力を開放する」というようなイメージが持てるので、「DH解除」の方が好きだ。

 クライマックスシリーズ・ファイナルステージの第5戦で、DHを解除して9回に抑えとして登板し、165キロを叩き出して日本最速記録を更新した際、筆者のなかでこの言葉が神格化した。

 栗山英樹監督が「こんな使い方はもうしない」とDH解除の封印宣言をしたことが、神格化されるにあたって大きかった。

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