個性派俳優ジェシー・アイゼンバーグが『母の残像』で演じた繊細なキャラクターを語る 「感情的に揺さぶるものがあるものにやりがいを感じます」 (2/6ページ)

AolNews



--ご自身が演じたジョナは劇中、母の秘密に触れ、徐々に気持ちが不安定になっていきます。今回の役柄について詳しく教えてください。

ジョナというキャラクターは、ゆるく監督自身に基づいていると思います。もちろんジョナの状況と監督の状況は違いますけど。このキャラクターのポイントというか、描きたかったことは、困難な状況の中で人が幼児返りする様です。自分に子供が生まれたけど、ちょっと時期尚早に感じている、いささか受け入れられずにいる。だからジョナは10代の青年に幼児返りしてしまう。監督とは「そういう心理ってどういうものなんだろうね?」という話をしました。本当にしょうもなく無責任だけれど、共感せずにはいられないようなキャラクターを目指して、監督と話し合いながらやっていきました。


--キャスト陣には絶妙なバランス感覚の演技が必要とされる作品だと思うのですが、イザベル・ユペール、ガブリエル・バーンといったベテラン俳優陣や、新鋭デヴィン・ドルイドとの共演はいかがでしたか?

イザベル・ユペールとの共演は数日程度でした。あまり長々と一緒に演じることはなかったのですが、彼女の演じるキャラクターには謎めいたところがあって、亡くなった後もなおその存在感を漂わせる、そういうキャラクターを演じています。イザベルさん自身にも素晴らしく謎めいた資質があって、彼女との共演は僕にとっても非常に刺激になりました。毎回斬新で、期待していないような面白いアプローチをとってくれました。
ガブリエル・バーンは、演じているキャラクターも親しみやすいキャラクターですが、素の彼も非常に親しみやすく温かい方です。彼との共演シーンは本当にやりやすくて、自由に泳ぎながらやることができました。
次男コンラッド役のデヴィンも素晴らしかったです。
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