個性派俳優ジェシー・アイゼンバーグが『母の残像』で演じた繊細なキャラクターを語る 「感情的に揺さぶるものがあるものにやりがいを感じます」 (5/6ページ)

--『ソーシャル・ネットワーク』などで来日もされていますが、日本に対してはどんなイメージをお持ちですか?
何度か日本を訪れましたが、お招きいただく度に本当にありがたいと思っております。僕はニューヨークに住んでいるのですが、日本の食品店などがあるリトル・ジャパンと呼ばれているエリアがあって、よくそこで買い物をするんです。 日本は美的感覚的にもとても面白い文化だと思っています。過去には箱根に行ったり広島に行ったり...。もちろん東京にも行ったのですが、また行くチャンスがあればもっといろんな都市を訪れてみたいと思っています。
大都会であるという部分ではニューヨークとすごく似ているところがあると思いますが、やっぱり他にはない特徴ってありますよね。たとえば...細かい思い出で申し訳ないのですが、東京でプレミアをやった時に、カメラマンたちが黙って写真を撮るんです。それがすごくシュールで面白いなと思いました。それだけ礼儀を重んじて、人を敬う文化の一つの象徴かなと思いました。もう一度日本を訪れることができれば、すごく嬉しいです。
--最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします!
本作は、僕の目から見ると非常にアメリカ的な話だと思っています。例えば僕が演じるジョナはいかにもアメリカ的な野心に燃えている男だし、次男にとっては彼の成長物語でもあるわけで、これもすごくアメリカ的。情報やテクノロジーなどに溢れている今の社会の中で、どう成長を遂げていくのかっていうところも見ものだし、そういったアメリカ的な物語をヨーロッパの監督が撮っているっていうのも面白いですよね。それを日本の皆さんが観ることになるので、面白いと思います。