”あなたの感受性を育む”この時季の俳句とは?【11月27日〜12月1日】 (1/3ページ)

ANGIE



11月27日~12月1日は「朔風葉を払う(きたかぜこのはをはらう)」。朔風(北風)がはらはらと木の葉を散らす頃となりました。朔風だけでなく、日本では風の呼び名だけで2,000以上もあるといわれているんですよ。いにしえの人々の感受性の豊かさに驚きますね。

この感受性があったからこそ、季節のちょっとした移ろいを感じ取り、自身の日々の小さな心の変化に気づき、数々のすばらしい俳句や和歌が生まれたのでしょう。現代に生きる私たちも、感受性を育めば、仕事や遊び、恋などをもっと楽しく、充実したものにできるはずです。

今回は、この時季に吹く風の呼び名(季語)と俳句をご紹介。五、七、五というわずか十七の短い言葉の中に、この時季ならではの風景が息づいています。記事を読みながら、俳句に詠まれている世界をイメージしてみて。きっとその時間の中で、あなたの感受性が育まれるでしょう!


七十二候とは?
時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。

季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。

「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
「”あなたの感受性を育む”この時季の俳句とは?【11月27日〜12月1日】」のページです。デイリーニュースオンラインは、旧暦の暮らし俳句小説女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧