第一次世界大戦直後、アメリカでは子どもたちが国内で戦っていた。害獣であるリスと戦うべく徴兵された子どもたち (4/5ページ)

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・州ぐるみのリス撲滅運動を、積極的に支援してくれないだろうか?
毒入り穀物で駆除されたリスたち
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 子どもたちは、殺したリスの数を証明するために、仕留めたリスの尻尾を学校に持参するよう言われた。せっかちな者は直接ヘッケのところにこの戦利品を持ち込んだため、リスウィークが始まる前から、彼のオフィスは独特なにおいがしていた。

 彼は子どもたちに尻尾を送ってこないよう頼み、郡政委員に記録をとってからすべての尾を埋めるよう指示した。

 5月4日にリスウィークが終わるまでに、カリフォルニアじゅうの子どもたちは、10万4509匹分の尾を提出したが、これは駆除総数の一部だと考えられた。

 このイベントが終わった後も、子どもたちのリス殺しの情熱は際限なく続いたという。その年の後半に行われた、ラッセン郡でのアンチリス運動の期間には、ひとりの少女が3780匹分、またある少年は3770匹分の尾を持ち込んだという。

カリフォルニアじゅうの店のウィンドウに貼られたポスター
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■ 今だその繁殖力で全米のいたるところに存在するジリス



 カリフォルニア州は、リスウィークは大成功だったと考えた。ジリスが一掃された地域では、作物畑が活力を取り戻したという。

 しかし、総合的な勝利はなんとも言えない。あれから1世紀近くたっても、ジリスははやり繁殖力が強く、やっかいな害獣だと考えられている。

 1918年のリス戦争での旺盛な軍事力は、いまだに完全には消滅していない。
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