【第3回】もしもの時も安心! 事故車の定義 から廃車の手続きまで徹底解説!~中古車購入時の見分け方~ (1/3ページ)

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【第3回】もしもの時も安心! 事故車の定義 から廃車の手続きまで徹底解説!~中古車購入時の見分け方~
【第3回】もしもの時も安心! 事故車の定義 から廃車の手続きまで徹底解説!~中古車購入時の見分け方~

「第2回・事故車・廃車に関する具体的な手続きについて」でお話ししたように、 事故車 ・修復歴車であるにもかかわらず無事故車として販売されている車もある昨今、中古車 購入 時に 事故車 かどうかを見分けることは重要です。第3回となる今回は、そんな時に役立つ「 事故車 購入 時のノウハウ」について解説します。

■事故車 の 定義 をおさらい

事故車の見分け方を解説する前に第1回のおさらいをしておきましょう。事故車というのは広い意味で事故歴のある車のことですが、事故歴を記録する書類や義務はなく、走行距離を重ねた車だと事故歴を完璧に把握することは難しいとお伝えしました。中古車を購入する時に参考にするのは、事故歴ではなく修復歴です。自動車の骨格・シャシーに当たる部分に損傷を受けたり、損傷後修正・交換を行った場合には修復歴がつき、その記録を販売したり下取りに出す場合は開示する義務がありましたよね。

では、この修復歴さえ見れば事故車かどうか見分けられるのかというと、残念ながら一概にそうとは言い切れません。シャシー以外に受けた損傷、例えばバンパー・フェンダー・ホイールなど外装パーツが破損しているだけなら、過去に事故を起こした車でも修復歴なしと表示できてしまいます。

重要なのは以下の3ポイントを押さえることです。

信用できる中古車販売点で購入する整備記録の残っている車両を購入する実際に試乗し、事故車かどうか見分ける

今回は事故車の見分け方がメインテーマですので、実際に試乗する時にクルマのどこを見れば事故車かどうか見分けられるのか、そのポイントを今からお伝えします。

■外装から見る 事故車 の見分け方

まずは外装からいきましょう。バンパーやフェンダー、トランクやボンネットなど外装パーツは事故で交換したとしても修復歴がつきません。しかしながら外装には、事故や修理を行った痕跡が残っているものなのです。

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