日本維新の会・足立康史と民進党・辻本清美が激怒した"犬猿バトルの顛末" (1/2ページ)

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日本維新の会・足立康史と民進党・辻本清美が激怒した"犬猿バトルの顛末"
日本維新の会・足立康史と民進党・辻本清美が激怒した"犬猿バトルの顛末"

 その日夕刻(午後5時頃)の日本維新の会の足立康史衆院議員は、激オコでした。怒りの対象はもちろん、天敵の民進党。ここまでくると、前世に何かあったのかと思うくらい、因縁が深いです。

 それで、なぜ怒っていたのかというと、懲罰動議についてです。それを聞いて、「またかっ!」なんて口に出して言わないでください。私のように、そっと心の中で思って下さい。

 でもこの度はあまりにもひどい!足立議員は怒りに燃えて当たり前です。

 きっかけは11月2日の衆院外務委員会でした。総務委員会を遅刻した理由について、足立議員がこう言ったのです。

「辻元清美幹事がわあわあ言うもんだから、憲法審査会の幹事懇が伸びたんですよ。だから全ての原因は、民進党と辻元清美委員にあるんですよ」

 これを問題とした民進党は、44名の連名で衆院懲罰委員会に懲罰動議を提出します。これが11月4日午後2時のこと。

 ところが11月18日に辻元議員から足立議員に直接、「議事録から発言箇所を削除してほしい」と申し出がありました。そこで同日、足立議員は三ツ矢憲生衆院外務委員長宛てに訂正を申し出ます。

 しかし発言は訂正されませんでした。なぜか。3週間待ってから足立議員が事務局に問い合わせたところ、「寺田議員が止めている」という返答でした。

 ムカッ!(―_―)!!

 ここで足立議員はぶち切れています。ええ、たぶんそうです。

「辻元議員から訂正しろと言われてしてんのに、なにごちゃごちゃぬかしてんねん!!!!!!」

 この言葉は私の想像です。でもきっと、こう言いたかったにちがいありません。

 そして民進党の寺田学衆院議員を呼び出そうとしましたが、あいにく寺田議員は不在。数回電話しても同じでした。ですから怒りはますますエスカレート!

 あ、でも足立議員はこういう時でも冷静です。ちょうど事務所に顔を出した私に資料を見せてくれ、冒頭のように論理的に説明してくれました。

 そういうところは、さすが京大出身です。「地元では、大学出てるって思われてないねん」と足立議員は謙遜しますが、そんなことはありません。

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