色々あるね!時代が生んだ歌舞伎役者ゆかりの伝統的な「茶色」をファッションに取り入れたい (1/3ページ)
江戸時代には町人文化が花咲いたことはご存知ですよね。中でも、歌舞伎は当時の一大娯楽で、主役である歌舞伎役者は大人気スターでした。
歌舞伎役者が身に付けた着物の色や柄は、浮世絵や瓦版を通じて発信され瞬く間に流行した、まさに当時のファッションリーダーだったのです。この歌舞伎役者が身に付けた色は、「役者色」として江戸時代の伝統色となりました。
成田屋のシンボルカラー「団十郎茶」(だんじゅうろうちゃ)
初代市川團十郎が舞台衣装として好んだ色で、赤みのうすい茶色です。ベンガラと柿渋で染めたことから、柿渋色、または柿色ともいわれています。荒事の芸を確立した五代目市川團十郎が『暫』でこの色の衣装を纏ってから、「団十郎茶」と呼ばれ、成田屋のシンボルカラーとなりました。
現代でも襲名披露の口上では、團十郎がこの色の裃(かみしも)を身に付けることで有名です。

