【プロ野球】カミネロ(巨人)は活躍できるのか!? 過去の「バリバリメジャー」投手たちの来日成績はいかに? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

カミネロは活躍できるのか!?
カミネロは活躍できるのか!?

 今オフ、巨人の大型補強がクライマックスを迎えている。2012年、パ・リーグ最優秀防御率の吉川光夫をトレードで獲得したのを皮切りに、森福允彦、山口俊、陽岱鋼の3人をFAで補強。さらに悩みの4番候補として元楽天のマギーを獲得した。

 そして、トドメはカミネロの獲得発表だ。

 ドミニカ共和国出身、29歳の右腕・カミネロは今季、パイレーツとマリナーズで計57試合に登板。自己最速164キロ、今季最速159キロの剛速球を武器に2勝3敗、8ホールド、1セーブ、防御率3.56の成績を残した。「バリバリのメジャーリーガー」という表現で間違いないだろう。

 さっそく動画で投球をチェックしてみたところ、とんでもない火の玉ストレートを投げる。動画を見た上では「長年課題だった巨人の守護神問題に終止符」と予想したくなるが、前年に「バリバリメジャーリーガー」だった投手は、これまで日本球界で通用したのだろうか?

 そこで似たような経歴を持つ助っ人投手をピックアップ。成績を振り返ってみた。

※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!

■ミセリ(巨人)

【2004年(アストロズ)】
74試合:6勝6敗/24ホールド/2セーブ/防御率3.59/WHIP1.30

【2005年(巨人)】
4試合:0勝2敗/防御率23.63/WHIP4.12

 10年のときが経ても巨人ファンのみならず、プロ野球ファンの心にしっかりと残るほどのダメっぷりを露呈したミセリ。守護神を任されたが、開幕から3戦連続大炎上。さらには2軍調整を頑なに拒否。4月19日に解雇され、浅草観光をして帰った伝説の「炎上王」だ。

 しかし、思い返せばミセリも巨人に来る前年はバリバリメジャー投手。150キロを超えるストレートは「ミサイル」と称され、セットアッパーを務めることもあった。本人も自信満々で「50セーブ」を宣言するなど、このときも「守護神問題は解決」かと思われた。

 まさか、飛行機で太平洋を越ええているうちに球速が10キロ以上下がるとは……。実績はあったが完全なる調整不足だった。

■朴賛浩(オリックス)

【2010年(ヤンキース/パイレーツ)】
53試合:4勝3敗/3ホールド/防御率4.66/WHIP1.32

【2011年(オリックス)】
7試合:1勝5敗/防御率4.29/WHIP1.33

 韓国人初のメジャーリーガーとしてMLB通算124勝を挙げた朴賛浩。カミネロと同様に、来日前年はビハインド時中心のリリーフを担っていた。オリックスで約5年ぶりの先発復帰を目指したが、来日時にはすでに37歳。衰えが目立ったが、ファン対応や練習への熱意など、いい評判を残して韓国球界に戻った。

「【プロ野球】カミネロ(巨人)は活躍できるのか!? 過去の「バリバリメジャー」投手たちの来日成績はいかに?」のページです。デイリーニュースオンラインは、アルキメデス・カミネロ外国人選手野球太郎巨人プロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧