空っぽの家に置き去りにされていた孤独な犬、里親に迎え入れられた今でも人の気配を常に追い求める日々 (1/3ページ)
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アメリカのニューヨーク郊外の空き家でたった1匹で暮らす犬がいた。彼はジャーマンシェパードの血を引く犬で名はハムという。しかし彼は野良犬ではない。飼い主が所有する空き家に置き去りにされたのだ。
かつてハムは飼い主一家とともに暮らしていた。だがいつの間にか家族は彼を邪魔もの扱いするようになった。彼は家の中に毛を落とし、忙しい時でも散歩を要求する面倒なペットだったからだ。そしてある日、ハムは飼い主が所有する空き家に置き去りにされた。
そんなハムの境遇を知った保護団体のスタッフは、世界で最も孤独な彼の物語を投稿し、里親探しを進めていた。すると空き家の近所に住む動物好きな夫婦が名乗りを上げ、ハムを一員に迎えたのだ。・孤独だったハム、家族ができた今でもまわりの気配を確認する日々
新しい家族に囲まれて眠る最初の夜、ハムは自分のいる場所を確かめるように何度も起き上がっていた。彼はリビングルームにある自分のベットに横になりながら、時々頭を持ち上げて、何度も自分の周囲をチェックしていたという。
そしてまわりに誰かいるのがわかると安心してまた眠りにつく。
それは1週間たった今でも続いている。
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image credit:Neil Abramson
・空き家の窓のそばで人々を眺めていた日々
ハムのこうした妙な行動は彼のこれまでの環境を考えれば仕方のないことかもしれない。彼は空っぽの家に閉じ込められ、ひとりぼっちで過ごしていたのだ。