オーディオ専門店のスタッフが解説! スピーカーを最大限楽しむ方法 (7/13ページ)
ヘッドホンとかだと通常、左右のスピーカーから音を出す「ステレオの2ch」で聞くことになりますが、そこに処理を施すことによって、ヘッドホンとかでも立体感を楽しめるようなものです。
音声の方式でサラウンドと言われている音響の仕組みがあるんですが、ヘッドホンに特化した音声方式というのも最近できてきています。
ブルーレイのソフトによってはそういう方式が記録されていて、それに対応したヘッドホンなどを通すと、ちゃんと立体で聞こえるように考慮された形で音が聞けるというものがあります。
他にはヘッドホンとかで、 テレビのステレオ2chのようにサラウンド方式ではない音声も立体音響のように聞かせる機能をもったものもあり、そのような商品が増えていると感じますね。
── では、「pavé」を手に取ってみた印象はいかがでしょうか?
原さん:正直言えば、スピーカーに見えなかったです。
重さもそんなにないですし、これでどこまで音がでるのかなっていうのがあって。この形でどこまでの音質や音場の再現ができるのかってところが半信半疑な部分がありました。
── 「pavé」で音楽を聴いた印象はいかがですか?
原さん:音に臨場感を与える「cear Field」という技術 で、実際の音に加工を加えて広がりのある音を出している。