【体験者に聞いた】資格取得の難易度ランキングTOP 5 (4/5ページ)
この補助業務終了後に、修了考査という筆記試験に合格して、晴れて公認会計士として登録ができるのです。
体験者によると、この補助業務経験の前の筆記試験対策だけでも、2年~3年程度の時間が必要とのこと。
本気で公認会計士を目指すなら、しっかりと長期的な視野で人生設計をする必要があります。
体験者から見た資格取得難易度ランキング1位・司法試験
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裁判官や検察官、弁護士など、法律に関わるプロフェッショナルになるために必要な資格が司法試験です。
一般的には、この司法試験を受けるためには、法科大学院を修了する必要があります。
法科大学院を修了しない場合は、予備試験に合格しなくてはいけません。
法科大学院には、法律知識を前提としない3年間の未修者コースと、ある程度の法律知識を前提とする、2年間の既修者コースの2つが用意されています。
既修者コースを受講するには、法科大学院の法律基本科目試験に合格することが前提となります。
体験者によると、この既修者コースから司法試験を受験する場合、授業時間も含んで1日8時間以上の学習が必要だと言われています。
また未修者コースの場合でも、法律の基本知識の無い人が法科大学院卒業後に司法試験合格を目指す場合、3年間1日10時間勉強しても足らないほどの学習が必要だと言われているのです。
規制緩和によって、司法試験合格者が増えている今日ですが、まだまだ司法試験の難易度は高いと言えます。