小池都知事&橋下徹「二人の動き」で日本が揺れる!? (4/5ページ)
内容について安倍首相は「今年はいろいろあった。来年もともに頑張りましょうと話をした」と話したが、「真に受ける人はいないでしょう。維新が目指すカジノ誘致と2025年の大阪万博招致、そして衆議院の解散・総選挙での橋下さんの出馬が会談の主な話題ですよ」(永田町関係者)
この1月とも2月ともいわれていた解散ムードは、現在のところ収まったかに見える。しかし、「解散は、する、するというタイミングでは意味がない。ない、と思えばある、ある、と思えばない」(ベテラン政治記者)というのが、永田町の常識。議員たちは、その雰囲気を肌で感じている。
衆院定数475に対して294議席を占める自民党勢力だが、安泰ではない。「解散・総選挙で野党が統一候補を立てた場合、自民が50議席以上減るという衝撃の分析結果がある。もし、橋下さんが出てくれれば、維新は関西を中心に間違いなく躍進する。選挙後に維新が自民の補完勢力となって、自公維の連立で3分の2を確保、というのが安倍さんの青写真だ」(前出の永田町関係者)
松井府知事が中心となって進めてきた大阪の2025年万博招致は、今年の3月に報告書をまとめ、5月22日までに正式に立候補を表明することになる。「万博に合わせてカジノを誘致する、というのが維新の狙い。菅官房長官の剛腕でカジノ法案を通過させた安倍政権が、橋下氏の出馬と憲法改正への協力を要請したというのが、衆目の一致するところでしょう」(永田町関係者)
総選挙に万博招致と、勝負が続く橋下氏と安倍首相の蜜月はしばらく続きそうだが、小池氏と首相の関係は一筋縄ではいかない。党意に背き都知事選に出馬した小池氏が自民党籍を残しているのに、都知事選で小池氏を応援した豊島、練馬区議の7人が党から除名処分を下されるという、奇妙な状態にあるのだ。
「言い出した者が責任を取る必要があるので、小池氏が自民党籍であることを問題視する人はいない。安倍首相は波風立てず、つかず離れず、でしょう。小池氏も、夏の選挙、あいるは、それ以降も何かの際に切れるカードとして、党籍は温存しておきたいでしょうね」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)
前出の鈴木氏も語る。