人気の電子タバコ市場に落とし穴?背後に"中国人グループ"の存在が (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

 彼らが本当に使用したいのであればそれはいいであろう、正当な入手方法なのだから。だが、iPhoneの時のAppleストアの行列、正月の大型家電店の福袋の様にそれらの殆どが転売若しくは中国に流している。

 中国ではこのiQOsが高値で売買されているのだ。地方でも当然タバコの取り扱いしているコンビニなどにも入荷はしているが、タバコの配送車の後を付けて荷下ろしを待っていて入荷次第に買い占める等の状況が日常化している。これはタバコの入荷日が決まっている為に簡単にばれてしまう。

 そして入手出来ない人間はオークションなどを利用するしかないのだが、その値段はクーポンを使った定価の3倍近い値段、人気の色、新色には10倍以上の値段が付いている事もある。まだiQOSの場合はフレーバー部分であるマルボロがどこでも買える体制にあるのでキット自体を入手出来ればそれ以上の苦労はない。

 だが、問題は福岡限定のJTのプルームテック、仙台限定のケントのグローである。JTは良心的な為に、ネットで登録した人間の為に通販を行っている。まだ試験発売のグローはこの原稿を書いている時点では仙台以外でのフレーバー部分の発売は行っていない。

 つまり仙台に何のコネも無い人間は欲しくても手が出ないのが現状である。しかし、そこに目を付けている人間が多数オークションに存在しているのだ。フレーバーも付けてキットを売っている人間も大勢いる。

 ご存知の通りタバコの販売は許認可制の為に、誰もが売る事は出来ないし、当然罰せられる。それを無視する程、現在の電子タバコのブームは加熱している。この様な転売をする人間を嫌う販売店も多く、福岡ではプルームテックの販売を禁止した小売店も多数存在している。

 確かに入荷した時点で待ち構えて、全て買い漁り、配送者を付け回して買い漁る様な行為を日常目にしていれば誰もが嫌になるであろう。余談だが、大麻取締法で起訴されている高樹沙耶容疑者の押収されたパイプの中にここに挙げた3社以外の電子タバコのキットが含まれていた事は報道されていないのだが。

Written by 西郷正興

Photo by Jonathan Kos-Read

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