大事な場面で腹痛が…突然下痢を起こさない方法を医師に聞いてみた (1/4ページ)

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大事な試験や面接の前に、急な 下痢腹痛におそわれてしまった…なんて経験をお持ちの方も多いのでは。

なぜ緊張した場や、ストレスを抱えると、お腹を下してしまうのでしょうか?

今回は医師の松本先生に大事な場面で突然下痢を起こしやすくなる理由、病院で行える治療方法などを解説していただきました。
突然下痢を起こしてしまう原因

過敏性腸症候群
もともとあまり腸内環境が良くない人の場合、緊張すると腸の神経や、ホルモンのバランスが大きく崩れ、腸の動きが正常で無くなり、動き過ぎれば下痢になります。これは「過敏性腸症候群」の「下痢型」と呼ばれます。

本人だけでなく周りの人にも「気のせい」や、精神的な問題と片づけられがちですが、脳と腸は密接に関係しており、実際には腸内に内視鏡やバリウムの検査ではなかなか分からない顕微鏡レベルの炎症が起きている場合があります。

また、脳内の幸せホルモンとして有名な「セロトニン」は、腸が過剰に反応する仕組みに関わっていることも分かっています。

過敏性腸症候群は日本人の約13%にあるとされかなり頻度の高い病気です。発症の原因としては、主に以下のようなものが挙げられます。

1:消化管の動きの異常
痛くない時も大腸が興奮しやすく、特に感情的なストレスで、大腸の動きがさらに亢進し、しばらく続きます。

2:お腹の神経が弱い刺激でも反応しやすい
正常の人よりも弱い刺激(腸管が広がる等の刺激)で「お腹が痛い」と感じやすくなっています。
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