史上最弱「侍ジャパン」内部崩壊で原辰徳が“新監督立候補”?(1)メジャー投手陣の招集は無理だった (1/2ページ)

アサ芸プラス

史上最弱「侍ジャパン」内部崩壊で原辰徳が“新監督立候補”?(1)メジャー投手陣の招集は無理だった

 3月7日に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に、侍ジャパンに暗雲が垂れこめている。選手には続々と逃げられ、首脳陣の能力不足が露呈、チーム内ルールもバラバラ‥‥。そんな内紛含みの惨敗必至な状況に、早くも「次期監督」が動きだしたのである。

「実は最初から、田中将大(28)、前田健太(28)、ダルビッシュ有(30)、岩隈久志(35)の招集は無理だとわかっていたんです」

 こう言って侍ジャパンの内情を明かすのは、メジャー関係者である。

「侍ジャパンにメジャー組がどれだけ参加するかは、大きな問題でした。マー君はヤンキースと複数年の巨額契約を結んでいますが、今季終了後には契約をオプトアウト(破棄)してFAになる権利を持っている。本人もチームも大事な年であり、ヤンキースが参加にイエスと言うわけがありません。マエケンも右肘の不安があり、しかもドジャースではカーショーとともに先発の軸ですから、これも許可しない。ダルビッシュは『トミー・ジョン手術』明け2年目で無理はできず。岩隈はハナからWBCに興味がありませんでした」

 それでもマスコミは、マー君とマエケン出場の可能性をあおった。実際、昨年の日本シリーズのテレビ解説に呼ばれたマエケンが「できれば出たい」とコメントしたが、これはWBC放映を予定しているテレビ局の仕事ゆえの社交辞令。日本野球機構(NPB)関係者が言う。

「日本ラウンドの興行は読売が、テレビ放映はテレビ朝日とTBSが手がけますが、毎回、スポンサー集めは苦しい。そこでスポンサー営業をスムーズにするため、あえて『出るかも』情報を流したのです。小久保裕紀監督(45)が昨年夏、アメリカにイチロー(43)を訪問しましたが、あれもデモンストレーションにすぎません。実際、2人の間では、出る、出ないの会話にもならなかったそうです」

 集めたスポンサーに逃げられないよう、必死の「出る出る詐欺」を繰り出していた、というわけだ。メジャーからは唯一、アストロズの青木宣親(35)が参戦するが、実は「歓迎されざる戦力」だという。前出・NPB関係者は渋い顔だ。

「走攻守そろっている印象の青木ですが、守備はかなり衰えている。

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