歩行者に一番優しいクルマはマツダ・アクセラ!?  衝突防止性能ランキングからクルマの未来を考える (2/2ページ)

イキなクルマで

ダミー人形は大人と子どものサイズを使用し、衝突してしまうと減点とする採点方式です。

その結果、評価対象となった11車種はいずれも総合評価が46点以上で、最高ランクである「ASV++」の評価を受けました。中でも、最も高い評価を受けたのは「マツダ・アクセラ」です。「アクセラ」は、対歩行者自動ブレーキ評価が25点満点中24.5点で、総合評価も71点満点中70.5点という高得点を記録しました。

「アクセラ」が高得点を獲得した要因として、マツダの先進安全技術である「i-ACTIVSENSE」の装備の1つ、「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(以下、アドバンストSCBS)」が挙げられます。この技術はアクセラだけではなく、「デミオ」や「アテンザ」、発売を間近に控えた「CX-5」といったマツダ主要車種に搭載されており、2015年の予防安全性能評価でも一定の評価を得ていました。

ただし、安全評価はマツダだけが高かったかというと、当然そんなことはありません。例えば、スバルは2位「フォレスター」(69.5点)、3位「インプレッサ」(68.9点)、4位「レヴォーグ/WRX」(68.5点)と、点数はわずかにアクセラに敗れたものの、上位を独占。スバルの運転支援システム「アイサイトver.3」の安全性が優秀であることが証明された形です。

また、「Toyota Safety Sense P」を搭載した「トヨタ・プリウス」も5位(68.1点)にランクインするなど、各社ともさまざまなシステムを導入し、歩行者との事故を防ごうと創意工夫しています。

■対歩行者自動ブレーキの標準搭載の日も近い?

国土交通省によると、2015年の乗用車の総生産台数に占める自動ブレーキ搭載車の割合は、全体の約4割で、前回調査時の2008年と比較すると約20倍とのこと。今や各社メーカーが安全性能の高い自動車の開発に向け、試行錯誤を繰り返してます。また、業界の動きに伴い、損害保険料率算出機構は2018年1月より自動ブレーキ搭載車の自動車保険料を9%安くするとしています。これらの追い風もあり、今後もいっそう対歩行者自動ブレーキは普及していくこととなるでしょう。将来的にはエアバッグやABSのように、自動ブレーキも標準装備されて当たり前という日が来る可能性も否めません。

ただし、どれだけ技術が進化しようと、最終的に交通事故を防ぐのは、人間です。ドライバー自らが普段から注意し、安全を心掛けた運転することが一番交通事故を防ぐ方法です。

【関連記事】

相次ぐ高齢ドライバー問題、自治体などの取り組みは? 免許返納手続きについても紹介!

もしもの時も安心! 事故車の定義から廃車の手続き まで徹底解説!

これで安心! 冬場にありがちな自動車トラブル回避法、教えます

「歩行者に一番優しいクルマはマツダ・アクセラ!?  衝突防止性能ランキングからクルマの未来を考える」のページです。デイリーニュースオンラインは、自動車事故マツダスバルトヨタカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る