国内最大級の政策立案コンテスト! 「未来自治体全国大会2017」担当者を直撃<前編>【学生記者】 (3/5ページ)

学生の窓口

ちなみに今回、コンテストのテーマのようなものがあるとお聞きしたのですが、どのようなものなのでしょうか?

―大川

今回のテーマは「極論を言え」というもので、出場者にはプランに極論を入れてもらいます。「あなたが住みたい街は誰を幸せにしたいですか?」、「一方で誰の幸せを諦めるのですか?」というテーマを考えています。何のために極論を言ってもらっているのかというと、学生のプランをもっと「おもしろく」したいと思っているからです。

「未来に関する、今にとらわれないプランを考えてください」と言っても、参加する学生はまじめな学生が多いので、どうしてもお利口な、今まで存在するような、または過去に検討したことがあるようなプラン、ありきたりなプランになりがちなのです……。そういった意味で、新しい価値あるアイデアを、思い切ったプランを出してほしいなと考えたときに、どうしたらそれができるかというと、テーマ自体を「極論を言え」という問いにすることが効果的なのかなという結論に至りました。

それから、政治というのは全員を幸せにすることは難しいのかな、と思っているのも今回のテーマを選んだ理由の1つです。実際に自治体がもっている資源も有限ということがあり、政策を打ちたいなと思ったときに二項対立的に不幸になる人がいると思っていて、全員の幸せを満たすことは難しいわけです。学生の本音を引き出すためにも、「誰を幸せにして、誰の幸せを諦めますか?」という部分をコンテスト期間中も強調していきたいと思っています。学生自身の本音が出てくることが大事だと思いますので!

ここでの本音というのは、「私はこれが本当に問題だと思っているので、それが解決された世の中にしたい。そうするためにはこういう政策を実施したい。」というようなものですね。そして、「私たちの掲げるまちのビジョンや政策は単なる夢物語ではありません。実現性や根拠もありますよと。アメリカには10代しか住めない街があって、そこはこういう仕組みで回っています。なので、私たちのプランも実現性があります!」というような論拠を持ってきて、大人たちを唸らせてほしいですね。

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