ISと戦うため志願兵となったデンマークの女子大生。自国ではテロリスト認定、ISには100人殺害で賞金首がかけられる。 (5/6ページ)

カラパイア

私には、クルドの少女たちに起きていることを忘れて、デンマークにいることが正しい行いとは思えないの」

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■ 2016年、渡航禁止令を破り再びシリアへ



 彼女にとって、ヨーロッパが彼女に与えてくれた自由を失うことも同じくらい辛いことだ。しばらくは、大学に戻り勉強を再開した。デンマークでは大学教育の学費まで政府が支払ってくれる。

 しかし、昨年夏、彼女は極秘でシリアに戻った。そしてISとの戦闘に参加している。

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 「渡航禁止令を破って申し訳ないけれど、ISがクルド人にしたように、ヨーロッパの国々を脅かすのを指をくわえてみているわけにはいかない」それが彼女の出した答えだ。

 現在彼女は、渡航禁止の命を破った罪で懲役2年の刑を言い渡されている。


■ ISから賞金首がかけられる



 シリアに戻ったパラニさんには既にISにより100万ドル(約1億1300万円)の懸賞金がかけられていた。彼女はすでに100人ものISメンバーを殺害していたのである。更に彼女はデンマーク当局からもテロリストとして追われる立場である。

 パラニさんは居場所を点々としながら現在、身を隠す日々を送っている。

「私はクルド系のヨーロッパ人よ。個人の幸せよりも公共の正義を選ぶわ。私はこの人生をヨーロッパのため、民主主義のため、自由のため、女性の権利のために捧げるつもりよ。

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