金正恩暗殺も!? 米・中・露「北朝鮮統治計画」 (4/5ページ)

日刊大衆

「当初の望みが絶たれた今、次のプランとして軍や与党内で高まっているのが、“狂気の独裁者は消さなければならない”という、金正恩暗殺作戦の決行を促す声なんです」(井野氏)

 金正恩暗殺というカードを活用するには、韓国大統領選が行われる5月より前の3月から4月がベスト。ここにきて金正恩暗殺が現実味を帯びてきているのだ。

「暗殺作戦は全面戦争を防ぐための“予防戦争”です。奇襲的に金正恩の居場所、核施設などを攻撃する局地戦、短期戦となるでしょう。局地戦ならば北朝鮮住民が被害を受けるわけでもないので、中国やロシアが援護することもありません。過去にも、パナマ侵攻でノリエガを拘束。特殊部隊がイラクのフセインを拘束したり、パキスタンに潜伏していたアルカイダのビンラディン殺害などをやっていますからね」(高永喆氏)

 だが、慎重な意見もある。金正男氏とマカオや日本で交遊し、半島事情にも詳しい在日事業家のM氏は次のように語る。「北朝鮮は、中東などの比ではないほど閉鎖的な管理社会。特殊部隊が北に潜入すれば、たちまち密告されます。また、金正恩は暗殺を警戒して毎日、住居を変えていますので、急襲も、無人飛行機攻撃も通用せず、逆に北朝鮮の怒りを買って反撃、戦争になるリスクが高いと思います」

 そうなった場合は、韓国のみならず、日本にも最悪のシナリオが待ち受ける。「金正恩は重要施設の地下要塞化を進め、有事の際は長期間の徹底抗戦を図ろうとしています。同時に地下サイロや移動式サイロ、さらには潜水艦から、韓国のソウルや軍事基地、日本の在日米軍基地に向け、大量の弾道ミサイルを発射するでしょう。また、自身の命と体制を守るために、膨大な生物化学兵器も躊躇なく使うはず。金正恩は“自身に亡命という選択肢はない。共和国とともに運命を共にするだけだ”と、常に軍幹部らに語っているくらいですから」(井野氏)

 前出の辺氏も、こう語る。「有事を想定し、すでに日本国内に北朝鮮の特殊部隊が潜伏していると思われます。必要があれば脅しの意味も兼ね、首都機能を麻痺させることもできるでしょう」

 水面下で危険にさらされている我が国だが、確実なのはXデーが迫りつつあるということ。

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