関ジャニ∞、DVDや関連ワードがいきなり急騰した”謎現象”のウラ
3月6日、突如としてTwitterのトレンドに現れた「U字の水槽」というワードにジャニーズファンが反応し、1日中大きな盛り上がりを見せていた。
「U字の水槽」は、2009年~10年に放送されていた関ジャニ∞の冠番組『関パニ』(テレビ朝日系)に登場したもの。同番組は「関ジャニ∞のメンバーが番組制作会社の貧乏なADに扮する」という奇抜な設定で、毎回さまざまなテーマに沿ったクイズやゲームに挑戦し、成績が悪かったメンバーが罰ゲームを受けるというシンプルな内容。収録は真っ白なスタジオの中で行われ、メンバーは全員ジャージを着用という、明らかに“低予算”な番組であったが、関ジャニ∞のおもしろさが光る企画が多く、今でもファンの間で話題に上ることもある。
「U字の水槽」というワードが生まれたのは、番組最終回に行われた「絵描き歌伝えまSHOW」という企画。メンバーの1人が出題者となり、お題に則した絵描き歌を即興で作り熱唱。他のメンバーがその絵描き歌を聞きながら、絵を書くというものだ。
独特な世界観を持つ丸山隆平が出題者となった際、「ウサギ」というお題に対し、「丸みを帯びた、U字の水槽~ 丸みのMで、フタをした~」と歌ったのだが、これが当時ファンの間で大ヒット。また、未公開映像が収録された同番組のDVDには、丸山の作った絵描き歌に取りつかれてしまったメンバーが、「丸みを帯びた、U字の水槽~」と歌い続ける場面が収められていた。
一度聞くと頭から離れない、中毒性を持つ“呪いの歌”としてジャニーズファンの間では有名な丸山の絵描き歌だが、この動画をあるTwitterユーザーが3月2日の深夜に投稿。すると、みるみるうちにこのツイートがジャニーズファン以外にも広がり、2万リツイートに迫る勢いで拡散されたのだ。これがきっかけとなり、ついにはTwitterのトレンドに「U字の水槽」が、約7年の時を経て突然登場したというわけだ。
この盛り上がりに便乗するように、関ジャニ∞ファンは『関パニ』の動画を続々と投稿。さらに、通販サイト「Amazon」のDVD売れ筋ランキングに、『関パニ』のDVD3本すべてがトップ10にランクインする事態にまで発展していた。予想外の反響を受け、「『関パニ』懐かしすぎる! でもなんで今!?」「久しぶりに脳内BGMがずっと『丸みを帯びたU字の水槽~』なんだけど……(笑)」「ついに『関パニ』が世間に見つかったのか……!?」と、ジャニーズファンは思わぬ反響に驚いていた。
つい最近も、ジャニーズファンの垣根を越え、思わぬところで話題になったバラエティ番組があった。1月21日深夜に放送された、A.B.C-Zの冠番組『ABChanZoo』(テレビ東京系)で、「アイドルはどこまで催眠にかかるのか」という検証企画を行ったときのこと。「ティッシュが性感帯になる」という意味不明な催眠術をかけられて悶えるメンバーの様子が収められた動画を、あるTwitterユーザーが投稿。するとこちらも約1.5万リツイートされ、多くのTwitterユーザーの間で広まっていた。また、漫画やアニメのファンの目に留まったことから、あらゆるキャラクターで『ABChanZoo』のパロディーが描かれるという、不思議な異文化交流も行われていた。
SNSが普及している今だからこそ、あらゆる層に“見つかった”ジャニーズバラエティ。新たなファン層を開拓していくためにも、万人が「おもしろい」と感じる番組作りを目指してほしいものだ。
- 文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
- ※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。
【関連記事】
『クロ現+』の芸能人の事務所トラブル特集に、SMAPファンが落胆したワケ
【ジャニーズざわつきニュース】堂本剛軍団と本人が初対面&『タイムボカン』でSMAP解散ネタをイジリまくり