「狙わずしてスクープを取る」 女性キャスターの「本音を話させる」テクニック (1/4ページ)
メディアに関わっている記者やジャーナリストたちは常に「スクープ」を取ろうとしている。
スクープというと芸能系のゴシップが注目されがちだが、企業や政治家の不祥事や、未発表の新事業を他社より早く明らかにするといった経済や政治のスクープとなると国が動く可能性も高い。
日経CNBCアンカーで、『Forbes JAPAN』副編集長兼Web編集長を務める谷本有香さんは、著書『何もしなくても人がついてくるリーダーの習慣』(SBクリエイティブ刊)の中で、成功するリーダーの習慣を明かしている。
トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏、スターバックスCEOのハワード・シュルツ氏といった1000人以上のVIPへのインタビューを行ってきたという谷本さん。インタビューをする際には常にスクープを取りに行っていると言うが、トップリーダーたちがそう簡単にスクープになるようなネタを話したり、本音を吐露してくれるようなことがあるのだろうか?
谷本さんは言う。「狙わないことでスクープが取れるんです」――その方法とは? お話をうかがった。
■スクープは「狙わないから取れる」の意味とは? ――谷本さんはこれまでハワード・シュルツ氏やジョージ・W・ブッシュ元米大統領など、3000人にトップにお会いし、1000人以上もの人たちにインタビューをしてこられたそうですが、今では月に何件くらい取材が入っているのですか?谷本:取材件数だけだと、その月によって違いますね。カンファレンスや経営者が集まる国際会議なんかに参加すると、1日に何十人ともお話をします。また、もちろん1対1での長い取材もありますし。でも平均すると少なくとも一週間に一回は取材をしていますね。
――取材時間も短かったり長かったり。谷本:そうですね。2時間じっくりお話できるときもあれば、15分くらいのときもあります。