世界最小のスーパーフード「テフ(TEFF)」キヌアを超える栄養価で話題! (1/3ページ)
皆さんは「テフ(TEFF)」というスーパーフードをご存知ですか?
キヌアを超える栄養価ともいわれている新食材「テフ」。世界最小のスーパーフードとして、また小麦粉の代用食として、今注目を集めています。
今回はこの「テフ」について、栄養士の横川先生に、栄養素・効果・オススメレシピなど、詳しく解説していただきました。
テフ(TEFF)とは?
エチオピアで主食として食べられているイネ科の穀物です。見た目は小さな粒から、エチオピアの公用語アムハラ語で「見失う」の意で「テフ(TEFF)」と名付けられたと言われています。
テフは、その名の由来の通りイネ科の植物で最小、1粒の大きさはわずか1mmほどで、私たちが主食として食べているお米より小さいのが特徴です。
しかし、その中には、たんぱく質、鉄分、カルシウムなど代謝に必要な栄養素がギュッと含まれ、美容や健康に関心が高いハリウッドスターも注目しています。
また、テフはホワイトとブラウンがあり、白胡麻、黒胡麻のように粒のままメニューによって使い分けができます。
さらに、小麦粉と同様に粉として利用できるため、小麦粉の代用食材としてグルテンフリーを生活に取り入れている方を中心に人気が出ています。
テフ(TEFF)の栄養素
たんぱく質は、小麦粉の約1.6倍で小麦粉と比べ高たんぱく質です。
カルシウム
カルシウムは小麦粉の約8~9倍、牛乳と比べても1.6倍ほどあり、カルシウムの吸収をサポートする食材とセットでとることで、カルシウムの吸収力がグッとアップします。