「ほめの達人」に聞いた! 後輩を伸ばす上手なほめ方 (1/4ページ)

みなさんは普段上手な「ほめ方」ができているでしょうか? 「人はほめて育てよう」なんて言われます。それはわかっているけどなかなかできない、という人もいるのでしょう。そこで今回は、ほめる達人に「ほめることの効能」「ほめる技術」について取材しました。上手なほめ方を知って、後輩のモチベーションアップにつなげましょう!
今回は、『一般社団法人 日本ほめる達人協会』専務理事の松本秀男さんにお話を伺いました。
■ほめることの意義と効果とは!?
――「ほめる」ことにはどのような効果がありますか?
松本さん 人というのは、他人と接したときにネガティブな面を捉えがちです。それは生存のためには「不安材料」を発見しないといけないからで、「危害を加えられないか」とか、「こういう点を注意しないと」など認識しておかないといけないからです。
それは野生の生活を送っている場合は大変有効なのですが、私たちは人間同士のコミュニティーの中、社会の中で生きているわけですから、そういったマイナス面ばかりを認識していると、どんどんギスギスしてきますね。
「ほめる」ことで、そのようにならなくできます。ほめるという行為には単に相手を賞賛するだけではなく、
・相手を承認すること
・相手を応援すること
という意味があります。そして、相手を承認・応援することができれば、それは最終的には自分に戻ってきます。他人を承認できるということは、自分も承認できるということです。相手を認めることができる人は、自分を認めることができる人なのです。
――なるほど。
松本さん 私たち『日本ほめる達人協会』では、
「ほめるとは、人・物・起きる出来事、この3つの価値を発見して伝えてあげること」
と定義しています。