小池百合子 オキテ破りの基準値変更で安全宣言!(1)弁護士を帯同させた理由は… (1/2ページ)

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小池百合子 オキテ破りの基準値変更で安全宣言!(1)弁護士を帯同させた理由は…

 百条委員会での豊洲市場に関する「石原発言」がきっかけで、小池百合子都知事がもくろむ夏の都議選後の驚愕シナリオが浮かび上がった。「移転の決断」を先延ばしして選挙で自民党を叩き潰し、単独過半数を得たうえで、豊洲の「安全宣言」をするというのだ。「オキテ破りのウルトラC」秘策の全貌とは──。

「作家であります」

 証人喚問の冒頭で職業を問われ、しゃがれた声でこう答えたのは、石原慎太郎元都知事(84)。

 居丈高な態度で椅子に座り、最初の質疑開始のまさにその時、先手を打ったのは石原氏だった。

「利き腕の左腕が使えず、字も書けませんし、絵も描けません」

 と、2年前に患った脳梗塞の病状について説明し始めたのだ。

「『海馬』がうまく開かず、残念ながら全ての字を忘れました。平仮名さえ忘れました。記憶を引き出せないことが多々あります」

 自爆テロのごとき「告白」から都議会の百条委員会は始まった──。東京・豊洲市場(江東区)の移転問題を検証するための3月20日の証人喚問の席上、石原氏は移転を決めた責任は認めたが、詳細な経緯になると、「担当者に一任し、記憶にない」と繰り返すばかり。

「前日には用地買収の交渉担当だった浜渦武生元副知事(69)の証人喚問も行われましたが、都幹部と東京ガス幹部の間で交わされた汚染処理などに関する“密約”については『知らない』と否定。石原氏からこれ以上真相が明らかになるのは難しいでしょう」(都政担当記者)

 証人喚問の前から体調面が不安視され、3時間の質疑は1時間に短縮。石原氏の次男でタレントの石原良純(55)も健康状態を心配していたようだ。「親子」を知るテレビ局関係者が話す。

「ここ数カ月、マスコミが慎太郎氏の自宅前に大挙して押し寄せ、本人も父親となかなか会えないそうです。『親父、大丈夫かな?』と公の場でちゃんとしゃべれるのか、心配していました」

 2月の定例会見では、「不仲」の小池百合子都知事(64)から、

「急に元気になったり、弱気になられたり。このあともどんな波になるか、わからない」

 と皮肉を飛ばされたこともあった。

「小池百合子 オキテ破りの基準値変更で安全宣言!(1)弁護士を帯同させた理由は…」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 4/6号豊洲新市場小池百合子都知事石原慎太郎社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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