キーズはロジャーズに、ビーナスはシグムンドに敗退 [ボルボ・カーズ・オープン] (1/2ページ)

テニスデイリー

キーズはロジャーズに、ビーナスはシグムンドに敗退 [ボルボ・カーズ・オープン]

 アメリカ・サウスカロライナ州チャールストンで開催されている「ボルボ・カーズ・オープン」(WTAプレミア/4月3~9日/賞金総額77万6000ドル/クレーコート)のシングルス2回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)が第3シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に6-4 6-7(3) 7-5で競り勝ち、ここ3日で2度目のフルセットを制して3回戦に駒を進めた。

 第2セットでマッチポイントを握られながら、ビーナスはサービスをキープして試合を終わらせようとしていたシグムンドのサービスをブレーク。追いついてタイブレークを簡単に取ると、勝負を第3セットにもち込んだ。

 ビーナスにはカムバックの準備ができているように見えていたが、シグムンドは2度ワンブレークの劣勢から立て直し、5-4からビーナスがサービスに入ったゲームでは2度マッチポイントをセーブ。最後の3ゲームを連取してベスト16入りを果たした。

 「私はプレッシャーをかけ続け、できる限り試合の主導権を握ろうとした」とシグムンド。「頑張ってうまく道を切り開くことができたと思うわ。すごく競った試合でどちらにも転び得た。私はただ自分のテニスを信じようとしていたの。劣勢に立たされたときには、これからより多くのチャンスをつかみにいくのだと自分に言い聞かせた」。

 ビーナスのほうは、もう少しうまくやれば起こり得たことについてあれこれ考えずにはいられないようだった。

 「これは彼女がこれまでプレーした中で最高の試合だったかもしれない、と考えるよう全力を尽くすわ」とビーナスは失望をにじませた。「私は基本的に勝っていたのに、それでも負けた」。

 そのほかの試合では、ダリア・カサキナ(ロシア)がリオ五輪金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ)を6-0 6-7(3) 6-2のフルセットで下した。また、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)が第1シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を4-6 6-1 6-1で下す番狂わせを演じた。

 「彼女は今日、私のサービスをやたら攻撃してきた」とキーズは言った。「自分自身を裏切ってしまったように感じたわ。彼女のサービスもよかったと思う。

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