熊本地震から1年 地震発生を1週間前に予知できる WEBサービス『予知するアンテナ』とは? 地震予知の権威・早川正士教授に聞いてみた (1/4ページ)

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熊本地震から1年 地震発生を1週間前に予知できる WEBサービス『予知するアンテナ』とは? 地震予知の権威・早川正士教授に聞いてみた

熊本地震から1年。現在も仮設住宅暮らしを余儀なくされている方は多く、熊本県内にはまだ大部分の瓦礫が残されているという。防災への意識が強まる昨今、大地震の発生を事前に知ることができたらどんなに助かるか。株式会社テンダが提供する予知するアンテナは、月額利用料500円(税別)で、そんな願いを具現化する配信サービスだ。地震発生を1週間前に予知できる精度と仕組み、活用法について、予知情報の提供者である日本地震予知学会 会長・国立電気通信大学 早川正士名誉教授に聞いた。


■地震の発生は、ほぼ100%予知可能!?
「地震の短期予知とは、①いつ、②どこで、③どれ位の規模(マグニチュード)の地震が起こるのかを、地震発生の数週間前に観測データから予測すること。長らく「現在の研究では地震予知は不可能」と言われてきましたが、我々の研究によれば、実はかなりの精度でマグニチュード5以上の地震の発生を予知できるレベルにあるんです」

こう語るのは電気通信大学名誉教授である早川正士氏。世界に約200人と言われる地震予知の研究者のうち、日本で精力的に活動しているのが20人程。その中で権威と言われ、多数のメディア露出もこなす早川教授の研究成果が予知するアンテナのサービスの軸となっている。

「3つの要素のうち、まず①発生時期について言えば、1週間後の地震発生がほぼ100%的中可能。次に②発生場所ですが、これは現在国内5箇所に設置してあるVLF電波受信局を20箇所程度まで増やせれば、日本全域での予測精度が向上します。

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