あなたが寝ている間、体に何が起きているのか?睡眠中に起こる10の驚くべき現象 (4/6ページ)
その仕組みは完全には理解されていないが、木から落ちそうになったとき反射的につかむ原始反射の名残であるとする説もある。またオフになったはずの神経の誤発火という説もある。原因がなんであれ、人によっては目が覚めるほどの激しいジャーキングを起こすこともある。・4. 脳のエネルギー使用量が増加する
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覚醒時に作られたエネルギーの80パーセントは肉体の活動によって使用される。眠っているときはこうしたエネルギーが不要になるのは明らかであるが、実はその余剰は脳へ回されている。
つまりレム睡眠などでは脳のエネルギー消費量は覚醒時よりも増加するのである。このとき、エネルギーは神経を接続したり、老廃物を取り除いたりといった、覚醒時に後回しにされていた仕事の処理に利用されている。
覚醒時、脳は意思決定など、より切迫した大量のエネルギーを必要とする作業に追われている。そこで後回しになって溜まっていた仕事を眠っている時間に片付けるのだ。・3. 体重が減る
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目が覚めると喉が渇いていることがあるだろう。実は寝ている間には結構な量の水分が失われているのだ。
肺の中の空気は熱く、36.7度ほどある。また湿度も高い。通常、眠っている人がいる部屋の温度は36.7度よりもずっと低いため、吐き出された空気が冷えて体積が縮み、空気や体から湿気を逃がす。一呼吸ごとに0.02グラムほどの水分が失われ、一晩だと0.5キロほどになる。
二酸化炭素にも似たような作用があるが、影響はもっと小さい。呼吸では酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出すが、前者の原子は2個、後者の原子は3個である。