【世界の街角】チェコのメルヘンな「だまし絵の街」チェスキークロムロフのラトラーン通りを歩いて見よう (3/4ページ)
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建物の二階部分は、レンガの造りのように見えますが、こちらも見事なだまし絵です。
ラトラーン19番地に残されている壁画も必見です。

レンガブロックのだまし絵が描かれているのは、クロムロフ城と修道院を繋ぐ回廊です。
かつて領主は、市民に行動を知られることなく移動する通路を確保していました。

そんなチェスキークロムロフは世界遺産にも認定され、いまでこそ世界中から観光客が集まる街ですが、実は近年まで廃墟と化していた過去があることをご存知でしょうか?
チェスキークロムロフは、長期に渡りドイツ系住民とチェコ系住民が共存していましたが、19世紀に入り、民族間の対立が始まります。
第二次世界大戦後の1945年に、ドイツ系住民のチェコスロバキアの市民権のはく奪と財産の没収が決定され、事実上の追放とされました。
その結果、街の大半をドイツ系住民が占めていたチェスキークロムロフは、空き家が増え廃墟と化してしまったのです。
しかしがらこの街に転機が訪れます。
それが1989年11月17日にチェコスロバキア社会主義共和国で勃発した、当時の共産党支配を倒した民主化革命です。