デートDVとは? 弁護士が教える原因と対策 (2/7ページ)
メールや電話を勝手にチェックする、「○○とは遊ぶな」などと友人との付き合いを制限する、服装や行き先などを指示して好きに行動させない、「電話にはどんなときでも必ず出る」「返信は1分以内」などのルールを強要することなども社会的制限です。
(4)性的暴力たとえ恋人間であっても、無理やり性行為を行うなどは性的暴力になります。ほかにも、避妊に協力しない、性行為に応じないと不機嫌になる、相手にわいせつな雑誌や動画などを無理やり見せると言った行為がこれに当たります。
(5)経済的暴力夫婦間の経済的暴力は、主に「生活費を渡さない」というのが典型ですが、恋人間ではデート費用を毎回負担させる、高価なプレゼントを買わせる、などが当てはまります。お金を借りて返さなかったり、バイトをさせてお金を稼がせたり、または逆にバイトを辞めさせ自由にできるお金を持たせないなど、が該当します。
■加害者がデートDVをしてしまう原因
そもそも、こういった肉体的・精神的な暴力を交際相手に振るってしまうのには、どんな理由が潜んでいるのでしょうか? 加害者に見られる心理状態や特徴を聞きました。
◇加害者の心理とは?
加害者の心理は、主に以下の3パターンに分けられます。
☆愛情表現だと勘違いしている
相手を束縛するタイプに多いのは、「これが愛情表現である」と勘違いしている人です。付き合っているからには連絡はすぐに取るべき、自分以外と遊ばないのが当然、などという思考で、軽い束縛から過剰な束縛、そして暴力へと発展していくケースもあります。
☆支配欲が強い
暴力などで相手を支配し従わせることで、自分の気持ちを満たしているタイプ。一概には言えませんが、社会との接点が少ない人がそのような傾向になるように感じます。「相手を繋ぎ止めたい」と思ったときに、暴力などで従わせないと安心できないのではないでしょうか。
☆暴力、束縛を軽く考えている
たとえば、ストーカーを行う人の大半が自分のことをストーカーであると思っていません。毎日相手を観察したり、付け回したりするのも、「好きなら普通のこと」と考えているのです。