デートDVとは? 弁護士が教える原因と対策 (3/7ページ)

マイナビウーマン

このような思考で、「ちょっと小突いただけだからセーフ」「メールを毎日100通送るのなんて彼女なら当たり前」と、自分の暴力や束縛を軽いものだと考えており、場合によっては罪に問われる可能性もある重大な行為という自覚がないのです。

◇実際のデートDV事例

ここで、デートDVについて理解を深めていただくため、事例を2つご紹介します。 ※実際の事例を一部変更しています。

☆Aさんの場合

年下の彼と付き合っていたAさん。当初、Aさんは彼の甘えん坊なところが可愛いと思っていましたが、次第に彼は、経済的にもAさんに甘えてくるようになっていきました。

最初は、「今持ち合わせがないんだ」などと言う彼に対し、時折食事をごちそうしてあげる程度でした。しかし、気づけばデート代は全額Aさん持ち、プレゼントも高価なブランド品を指定され、断ると機嫌が悪くなる始末。年下とはいえ彼も社会人として働いているはずなのに、Aさんは自分の生活費を切り詰めてまでデート代やプレゼント代を捻出していました。 ある日、Aさんの疲れた様子を心配した友人から、「それはデートDVだ」と指摘を受け、彼と話し合うことになりました。数回の話し合いを重ね、Aさんに甘えすぎていたと反省した彼とやり直すことになりました。

☆Bさんの場合

Bさんは美人でモテるタイプでしたが、恋愛には奥手な女性でした。そんなBさんに猛烈にアプローチをしてくれた彼。2人は交際をスタートさせましたが、ほどなくして彼はBさんに対して過剰な暴力を振るうようになったのです。

「ほかの男と話していた」「返信が遅い」などという些細な理由で、殴る蹴るの暴力、ときには髪を燃やされることもありました。「彼が怒っているのは私が悪いからだ」と思い込み暴力に耐えていたBさん。ですが、マンションの階段ですれちがった管理人に会釈をしたのを見た彼に、「色目を使っただろ」と突き落され、入院するに至ってしまったのです。

彼は警察に逮捕され、ようやく異常さに気づいたBさんは、弁護士を入れ「もう二度と接触しない」などという約束を取りつけてもらい、別れることができました。

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