おにぎりが原因…黄色ブドウ球菌による食中毒の症状と対策 (3/3ページ)
局所麻酔をして切って膿を出したり、抗生物質の内服や点滴をします。
黄色ブドウ球菌感染に留意したおにぎりの握り方

おにぎりを素手で握ると、手に付いている黄色ブドウ球菌をがおにぎりに付着し、増殖します。特に傷のある手や鼻を触った手で握ると危険が増えます。
下記の点に留意して作りましょう。
・しゃもじや弁当箱を洗浄消毒し、素手を触れないようにラップに包んで握ります。
・ラップの表面を手で触れないよう注意します。
・調理から食べるまでの時間を短くし、10度以下で保存することで菌の増殖を減らします。
・酢や食塩、梅干しを使用するのも感染対策にはなりますが、完全ではありませんので、やはり素手で扱わないことが最も重要です。
(参照:
"東京都福祉保健局 食品衛生の窓)
黄色ブドウ球菌の感染予防対策

黄色ブドウ球菌はどこにでもいる菌のためゼロにすることはできませんが、少しでも菌がいれば病気につながるというわけではありません。
食中毒の予防方法
・食品を素手で触らない
・加熱するなどで菌を少なくすること
・菌が増殖する時間を与えずにすぐ食べること
・食品は冷蔵すること
薬の効かない黄色ブドウ球菌
抗生物質の乱用により薬が効かない黄色ブドウ球菌が増えています。ウイルス性の風邪など、必要のない場面で抗生物質を使用するのを避けることで、体内に薬剤耐性のある黄色ブドウ球菌が増えることを防ぐことができます。
最後に医師から一言

病院で勤務する人や長時間病院で過ごす人はMRSAを保菌する可能性が高く、それを抵抗力の低い人に付けてしまうと病気の原因になり得ることを自覚する必要があります。
(監修:Doctors Me 医師)