江戸時代アニマル事情(3)何だコイツ?落語の題名にもなった珍獣・ラクダ (1/2ページ)

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江戸時代アニマル事情(3)何だコイツ?落語の題名にもなった珍獣・ラクダ

江戸時代の日本には長崎の出島を経由して多くの動物が来日し、ゾウや乳牛、孔雀などが人気を博していました。しかし、中には「何だコイツ?」と言う奇異の目で見られた動物もおり、それが今回の主題となっているラクダです。ここでは、ラクダと日本人の意外な関連性について紹介していきます。

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砂漠や草原で荷物を運んでいる姿から、島国である我が国と縁遠いと思われがちなラクダですが、日本書紀に登場しています。そのラクダは新羅、百済など古代日本と国交があった朝鮮半島の諸国を経由して大陸から来日しており、いずれも各国の使節団が朝廷への献上品として進呈されました。

一番古い記録のひとつに推古7年(599年)にラクダが届いたと記録されているため、推古天皇の摂政・聖徳太子も、朝鮮半島から届いたラクダを目にしたかもしれませんね。古代日本で珍獣として着目されたラクダですが、中世以降は目立った記録が無く、江戸時代までは忘れられた存在でした。

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江戸時代、長崎の出島にはオランダや中国からの商人や使者が滞在しており、徳川吉宗がゾウを輸入させたのを始めとして、異国の動物たちが渡来するようになっていました。ラクダもその中に含まれており、文政4年(1821年)には雌雄のラクダが長崎に輸入され、夫婦仲が良い動物として江戸や上方でも珍重されました。

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