事業成功の原動力 ストックオプションの魅力 (1/4ページ)
多くの場合「新規事業」は会社にとって大きな意味を持つ。
業績が好調なうちに将来への種をまいておくにしても、業績不振の打開策にしても、新しいビジネスの立ち上げは、会社の未来がかかった難しい仕事には違いない。
もし自分がそのプロジェクトに参加することになった時、あなたは「自分とチームがやるべきこと」をすぐに把握できるだろうか。そして、その新しいビジネスを成功させるために、何が必要かを知っているだろうか。
今回は『超図解! 新規事業立ち上げ入門』(幻冬舎刊)の著者で、国内外の企業で多くの新規事業を立ち上げた実績を持つ木下雄介氏にお話をうかがった。
■新規事業を成功させるために、あらかじめ決めるべきこととは ――木下さんはこれまでに、さまざまな新規事業を立ち上げてこられました。会社も業種も多岐にわたりますが、新規事業を成功させるための普遍的なポイントは存在するのでしょうか。木下:まず「1丁目1番地」といえるのは、顧客に新しい商品やサービスを売る前に、その商品の価値やポイント、ターゲットになる顧客の層などが、売り手自身の中で明確になっていることです。当たり前のことなのですが、「魂が入っていない」と自信を持っておすすめできないからです。
その上で、アクション的には商品をイメージできる具体的なセールスキットや営業ツールを販売する当事者も含め、オリジナルで作ることが重要になります。そして、ファーストカスタマーがついたら、その成功事例をレバレッジにして販売を拡大していく、というのはどのような種類の新規事業にもいえる普遍的な成功パターンだと思います。
それと、これは少し難しいかもしれませんが、できれば「第三者のお墨付き」があればなおいいですね。
――「お墨付き」とはどのようなものですか?木下:私は外資系企業にいた期間が長かったのですが、外資の場合、新製品を評価する第三者機関があって、そこで「優れた製品である」というお墨付きがもらえれば、販売する際の大きな手助けになります。