【北欧の海賊】ヴァイキング時代に築かれたスウェーデン最古の町シグトゥーナ(Sigtuna) (1/4ページ)

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【北欧の海賊】ヴァイキング時代に築かれたスウェーデン最古の町シグトゥーナ(Sigtuna)

大航海時代というとポルトガルやスペインが航路で世界中へ向かった時代が有名ですが、スウェーデンではそれより遥かに時代を遡った9世紀から11世紀半ばまで「ヴァイキング」と呼ばれる、北欧一帯に暮らす民族集団が、船で世界各国へ向かい交易や侵略を行っていました。

そんなヴァイキング時代に築かれたスウェーデン最古の町「シグトゥーナ」で、廃墟となった石造りの建築やルーン文字を訪ねて歩いて見ましょう。

スウェーデンの首都ストックホルム中心部から、電車とバスで1時間程の距離に位置する「シグトゥーナ(Sigtuna)」は、現存するスウェーデン最古の町の一つです。

970年頃に勝利王エリックによって、この地に「唯一の神と一人の王」によって統治される町が置かれました。エリック王が計画したシグトゥーナは、ヨーロッパの都市に似せた「スウェーデン初のキリスト教国家」、そして国際的な貿易のハブとなる都市です。

キリスト教化する前の北欧では、「北欧神話」に登場する神々が崇拝され、キリスト教側からするいわゆる「異教」が最後まで残る地でした。エリック王の息子のオロフ(Olof Skötkonung)はスウェーデン初のキリスト教の王として君臨しました。

スウェーデンで初めて作られコインは、シグトゥーナで製造されオロフの肖像が刻まれています。

シグトゥーナのメインストリートは、現在カラフルな建物が並ぶストーラガータン(Stora gatan)と同じ場所に位置しますが、現在より3メートルも低い層にあったと考えられています。

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