スモーキーな潮の香りが特徴の名品ウイスキー、その最古の貯蔵庫から登場した『ボウモア ヴォルト』を飲んだ! (2/4ページ)

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そんな感情を抱かせたのが、アイラモルトの女王と呼ばれるこの「ボウモア」だったのである。ジャズが聴ける自分になりたいと無理やり聴き続けたように、その美味しさをわかるようになりたいと、何度もチャレンジすることになる。

期間を空けながら、4〜5回目で、手がかりを得た。水割り、ソーダ割り、ストレート、ロックなどいろいろ試した。そしてついにスモーキーで消毒くさいその向こうにフルーティーさを見つける。「ボウモア」はアイラモルトの中でも飲みやすい部類に入るのだそうだが、結構な時間がかかってしまった。

そんな理解するのにひょっとしたら時間がかかるかもしれないが、わかればその奥深い味わいにしびれること確実なのが、サントリー『ボウモア ヴォルト』(700ml・アルコール度数51%・希望小売価格 税抜12,000円・2017年6月6日発売)である。一番ポピュラーな「ボウモア」(700ml・アルコール度数40%・希望小売価格 税抜4,400円・発売中)を考えると、3倍近くの価格となるラインナップの中でも最高級品。

その価格の理由は、ずばり1779年に創設されたスコットランド・アイラ島最古の「ボウモア蒸溜所」の中でも最も古い「No.1 Vaults(第一貯蔵庫)」に保存されている原酒を使っているから。そこはもっとも海に近い海抜0メートル地点で、荒れた海の波をもろにかぶる場所。推測するに、通常「ボウモア」よりもさらに潮の香りが強いのではないか。そんな思いを抱きながら、どことなく青みの入った落ち着いた黄金色のボトルを手に取り開栓だ。

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