梅雨にだけ体調不良になる原因とは?頭痛やだるさが続く人は要注意 (2/6ページ)
■ ヒスタミンが分泌される
低気圧の刺激を内耳が感知すると体内で「ヒスタミン」という神経伝達物質が分泌されることが判明しています。 「ヒスタミン」は体において様々な影響を及ぼします。
その大きな作用として交感神経を刺激する、というものがあり、交感神経は筋肉や関節では血管を収縮させて身体活動に備えるので、気圧の低い場所では血行が悪くなり痛みが出やすくなるようです。
2. 湿度や温度の変化
身体の表面や深部の受容器(人体センサー)の興奮により生じる体性感覚のうち、表在性感覚(湿度の感知も含む皮膚の粘膜の触覚、圧覚、痛覚、温覚)は感覚受容器からの情報が末梢神経および中枢内伝導路を介して大脳皮質感覚野に伝えられ知覚されます。
この際、それまでに入力されていた温度や湿度の情報よりもそれらが梅雨の時期特有の変化が大きい場合は、脳は体内環境を一定に維持させる機能(ホメオスタシス)を働かせます。
それにより、自律神経が体内環境を出来るだけ一定にしようとするため、ある時は副交感神経が優位に、またある時は交感神経が優位になります。
3. 日光の刺激の変化
天気が悪く薄暗い日々が続くと朝になったことを脳が認識しにくくなり、そのままリラックスモードである副交感神経の優位状態が続く結果、具体的には体が重く感じられたり、気分が優れないといったことが発生しやすくなります。
簡単に言ってしまえば、高温多湿の地域で生活をしてきている人を除き、梅雨の時期は多くの日本に暮らす人々にとってはやや不快な刺激の連続で、これに対して自律神経が働き調節をすることで体を慣らすまでに時間がかかってしまっているのです。