オーストリア・ウィーンのリング通り/ギリシャ様式からゴシック様式の豪華絢爛な建築を巡ろう! (1/3ページ)

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オーストリア・ウィーンのリング通り/ギリシャ様式からゴシック様式の豪華絢爛な建築を巡ろう!

オーストリアの首都ウィーン中心部にある歴史地区をぐるりと囲む「リング通り」は、かつて強靭な市壁があった場所。

二度によるオスマン帝国の襲来から街を守った市壁は、近代化と共に取り壊され現在の大通りが建設されました。

旧市街と新市街の交わるリング通りは5.3キロメートル続き、ウィーンを象徴する建築や施設が集まっています。それではリング通りにある個性的な建築様式の建物を巡ってみましょう。
かつてハプスブルク家の帝都であったウィーンは「音楽の都」や「芸術の都」と呼ばれる美しい街。市内の中心部に位置するリング通り(Ringstraße)は、オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフの命により19世紀半ばに建設が始まりました。

リング通りの周辺には裕福な貴族がこぞって宮殿を立て、ウィーンの社交界の中心の場となりました。美術館やオペラ座などの芸術施設、国会議事堂や市庁舎、ハプスブルク家が暮らしたホーフブルグ王宮などが通りに面しています。このエリアにある建物の多くは「リング大通り様式」と呼ばれており、様々な歴史上の建築様式を忠実に再現しています。ギリシャ様式、ネオゴシック様式、ネオバロック様式、ネオルネサンス様式など、通りを散策していると一度に沢山の建築様式の建物と出会えるのが魅力の一つです。リング通りでひと際存在感を放っているのは、建築家テオフィル・フォン・ハンセンによって19世紀後半に建てられた「国会議事堂(Parlament)」です。ギリシャ神殿様式の建物の柱や彫刻、モニュメントなど芸術的な要素で溢れています。

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