大分・謎の「地割れ81カ所」が引き起こす西日本巨大地震!(2)「原子炉を止められない」 (1/2ページ)
はたして、九州地区で再び大地震が起きるのだろうか。地震前兆研究家の百瀬直也氏は、まったく別の角度から検証している。
「神棚に供えた粥(かゆ)の、カビの生え具合でその年の吉兆を占う『粥占い』は毎年、全国各地で行われており、『地震に注意』と出たあとで大地震が起きた例も少なくありません。今年は、昨年の熊本地震を予見した佐賀県の千栗八幡宮をはじめ、九州の歴史ある3つの神社の粥占いで『地震に注意』という結果が出ていて、これまでになかった危機感を募らせています。実際、今年3月から福岡県西方沖でM3クラスの地震が頻発しており、いつ九州で巨大地震が発生してもおかしくない状況です」
被害想定区域は、数々の「前兆」が見られた九州だけではないという。
「中央構造線が動けば、大分だけでは済まないんですよ」
島村氏は広範囲での警戒を呼びかける。大分と海を隔てて隣り合わせの愛媛県には伊方原発があり、現在は3号機が稼働しているが、
「しかも、伊方原発は中央構造線が近くを走っています。もし400年前のように大地震があれば大変なことになります」(島村氏)
日本列島を横切る長大な中央構造線の中でも、伊方原発付近には巨大地震の「痕跡」とも呼べる断層が発見されたという。
「大学の研究者チームが愛媛県伊予市沖や別府湾の海底断層を調査したところ、大きなズレを発見し、断層が動いてから2000年もたっていなかった。周期を計算すると、いつ動いてもおかしくない状況とのことでした」(地元記者)
伊方原発は地域住民の反対を押し切る形で、昨年8月から再稼働している。
「日本中が今、地震の活動期です。伊方原発の地殻には中央構造線が走っている。しかし、原発の審査には中央構造線は含まれていないんです」(渡辺氏)
伊方原発の敷地から、この巨大活断層までは、わずか600メートルしか離れていないという報告もある。
「震源からの距離が近いので、原子炉を止める余裕がないのがいちばん怖い。