究極の癒やし効果と称された「432Hz」音楽にまつわる9つの嘘と真実 (5/6ページ)

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 すなわちバイオリンやギターが用いる440Hzに共鳴するようチューニングした共鳴体を用いれば、しいサイマティック形状が作られるということだ……そう、440Hzの。

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Two-dimensional standing wave: second harmonic

 その幾何学的図形は定常波という現象によって作られたものだ。・9. A = 432Hzにすると音楽はより美しくなる。


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 音楽の感性は人それぞれだ。音楽家は基本周波数として440Hzの使用を強制されているわけではなく、世界各地のオーケストラが演奏に応じて様々なピッチを用いている。

 一般的には、バロック音楽ならA = 415Hz、古典や初期ロマン主義時代ならおよそ425Hz、それ以降なら440Hzといった具合だ。

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 結論を言うと、432Hzは調律基準の選択肢の1つであり特別な意味はないようだ。特定の周波数に調律したからといって、宇宙のパワーが解き放たれることも、音楽が殊更美しくなることもない。

 ただし、プラセボ効果的なものはあるようだ。偽薬に健康効果があるように、432Hzの音楽が素晴らしいものだと実感できれば、それ相応の癒し効果も得られることだろう。
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