睡眠障害にはアルツハイマーを招く恐れが…睡眠の質に潜む疾患リスク (1/4ページ)
良質な睡眠は健康維持のために大切と言われていますが、脳にも影響を与えることをご存知でしたでしょうか?
アメリカの最新研究で、
睡眠障害は
アルツハイマーを引き起こす可能性があることが発表されました。(
参考)
今回は医師に最新研究の内容と、睡眠障害のタイプ別に疾患リスクを解説していただきました。
アメリカの最新研究

2017年7月アメリカの最新研究で、親がアルツハイマー病だが、自身には認知症がない平均62歳の被検者101人について、睡眠障害の有無と彼らの脳脊髄液中にあるアルツハイマー病に関係が深い物質濃度との関係を調べました。(※)
研究結果
睡眠に問題を抱えているほど、アルツハイマー病で増加する物質が多くなっていることが分かりました。
アルツハイマー病ではタウタンパクと呼ばれる物質や、アミロイドベータと呼ばれる物質が脳内に溜まると言われており、それが溶けだして脳の周りの液(脳脊髄液)に漂っています。
脳脊髄液にこれらの物質が多ければ、脳内にも多い、つまりアルツハイマー病になりやすいと考えられるのです。
■ 睡眠と脳の関係
脳は良質な睡眠を取っている間に、老廃物や有害物質を除去すると言われています。
しかし、睡眠に問題があると、脳内にあるべきではない物質が溜まり、アルツハイマー病になりやすくなる可能性があります。